さよならD90

システムをフルサイズ1本に絞りたくてD90ならびにAPS-C用レンズをすべて処分しました。
D90が悪いカメラだったワケではありません。あの柔らかいシャッターフィーリングは
もろに僕の好みですし、地味なスペックの機種だけどファインダーはとても見やすくて、
各種ダイヤル&ボタンも操作しやすく、D3ユーザーの僕でもワクワクする1台でした。

Goodbye To D90

ただあまりに使えるヤツだったので、D3とフルサイズ用レンズの出番が激減したのです。
いつのまにか魚眼から望遠までAPS-C用レンズを揃えるようになり、せっかく清水の舞台から
飛び降りる覚悟で購入したフルサイズ用レンズは自宅待機の憂き目に遭うようになりました。
「これじゃいかん!」というわけでD90らを手放しました。これからはフルサイズ1本です。

D90に敬意を表したくてこのエントリーを投稿しました。さよならD90。

力不足

先週末は、すっかり出番の減ったD3を持って小湊鉄道&いすみ鉄道を撮影してきました。
都心から日帰りで、フォトジェニックなローカル線の風景を堪能できる路線なんです。

Kominato Kiyosumi Yoro Line

広角レンズで田園風景を走る列車を狙ってみましたが、車両が見事に歪んでますね><
ほのぼの感を表現したかったんですが、被写体に寄ってレンズを傾けすぎてしまいました。
撮影前にうしろの電柱が斜めに立っていることに気付くべきだったなと反省しきり。
この夏じゅうにもう一度リベンジしたいです。その他の写真はコチラからどうぞ。

当日、月崎駅で鉄道写真家の中井精也先生が撮影されていました。
8月の写真展で披露する作品を撮影中とのこと。今から楽しみです。
ちなみに僕の鉄道写真は中井先生の作品を相当パクっていますが、
撮影地に行くたびにプロとの差を痛感します。やはり凄い人です。

Nakai At Tsukisaki

タムロンに修理を頼んでみた

僕がもっともよく使う標準ズームレンズ、タムロンの『SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II』が壊れかけていたので、
同社東京営業所の修理受付窓口まで行ってきました。受付時間が平日9時〜17時20分だけなのがちょっとツライ。

Tamron A16N2 Out Of Order

不具合の箇所は、フィルターを装着するレンズ先端部分がグラグラとゆるんで外れかかっているところ。
安物レンズだけどそこそこコンパクトで、一段絞るととても2万円台のレンズとは思えないほど画質も優秀。
また、初めて買ったレンズ(現在はII型に買い直したけど)というわけで愛着のある1本だったりします。
Flickrを眺めていても、僕がこのレンズで撮影した写真はけっこう多いなあと感じます。

とはいえ修理代金が気になります。あまりに高額ならば新しく買ったほうが賢明なんじゃないかと思ったり。
担当者に話を聞いたところ、タムロンは故障の具合によって3段階の修理代金を設定しているそうです。
製品によってその金額は異なりますが、『SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II』だと軽度/普通/重度の故障で
それぞれ1200円/6000円/9000円となります。レンズの金額もリーズナブルなら修理代金もリーズナブル!

というわけで、安心して修理を依頼してきました。気になる修理期間はおよそ10営業日ほどかかるそうです。
無事戻ってきたらこのレンズと一緒にどこかに撮影に出かけようっと。

スパロウ

複数のGmailアカウントをまとめて管理したくて『Sparrow』というメーラーを導入しました。
Webブラウザー経由だとログイン&ログアウトをいちいち繰り返すのが面倒くさいですし、
そもそもWebブラウザーの画面上でメールを作成するのが昔からなんとなく好きになれず……。

Sparrow

そこでこの『Sparrow』というメールソフトの出番。
GmailだけでなくMobileMeやYahoo!、AOLなどのIMAPメールサービスをフルサポート。
Mac OS X 10.7 Lionの純正メーラーを彷彿させるUIも未来を先取りした感じでグッド。
動作もキビキビしていて、複数アカウントを高速に串刺し検索できる点も好印象です。
もちろんラベルやアーカイブなどGmailに実装された機能もちゃんと使えます。
1200円のシェアウェアながらマルチタッチジェスチャーに対応している点も素晴らしい。
(個人的にはメールをスレッド表示したときの展開&折りたたみ機能もほしいなあ)

ともあれ「メールはIMAP派!」というユーザーにはオススメのアプリかもしれません。
シングルアカウントでしか使えませんが、無料版の『Sparrow Lite』もありますよ。

DP1xで新宿&中野散策

前回はさんざん不満点を挙げましたが、使い続けていくうちに印象も変わるかなと思って
DP1xだけ持って新宿&中野をブラブラと散歩してきました。今日も本当に暑かったですね。

View From Bunkado

2日目の感想。やはり液晶モニターの品質が悪すぎます!ヒストグラムをアテにしながら
露出補正を試みるわけですが、その肝心のヒストグラムもまた見づらいから困ったものです。
相変わらず動作は緩慢だし、フリーズはするし、撮影データは一枚破損していたし……。
せっかくの28mmという画角も被写体に寄れないのでは広角レンズの魅力も半減かと……。

ただまあ、「あ、いいのが撮れたかも!」と手応えがあったときの喜びは大きいです。
なんせFOVEONセンサーが吐き出す絵は色収差がなくピクセル等倍で見ると感動ものですから。
これで操作性が大幅に向上してくれたらS95からリプレイスしてもいいかなと思います。

上の写真は中野の「文化堂」という昭和感120%のレコード屋で撮影したものです。
その他の写真はいつものところにアップしてあります。もしよかったら!

DPの洗礼

一部のユーザーから熱い支持を受ける孤高のコンパクトカメラ、シグマのDP1/DP2シリーズ。
彼らをそこまで魅了するFOVEONセンサーの実力がカメラヲタク的にはずっと気になっていました。
今回はDP1xDP2xを試用する機会を得たので、さっそく都電荒川線をスナップしてきたわけです。
いつもの場所に写真をアップしてあります。もしよかったらどうぞ!)

Minowabashi Dp1X

FOVEONセンサーについてはコチラをご覧いただくといいかもしれません。
こむずかしい技術解説はともかく、僕のまわりのDPユーザーはみなその高画質を激賞しています。
だからDPシリーズにはものすごく期待していたんですけれど、結論から先に申し上げてしまうと、
僕はこのカメラが好きになれません。たしかにドットバイドット鑑賞してみると、評判どおり
偽色や色収差はほとんど見られず、コンパクトカメラとしては非常に高画質なのはわかります。
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