西沢渓谷

職場の同僚たちと山梨は西沢渓谷までハイキングに行ってきました。
天候に恵まれ、名物の滝はもとより紅葉も色づいて楽しい休日でした。

Nishizawa Keikoku

個人的なハイライトは、コースのいたるところにあるトロッコ軌道跡!
昭和41年まで木材搬出のためになんと塩山駅までつながっていたそうです。
当時はブレーキだけで塩山まで下り(全長36km!)、上りは馬に引かせたとか。
気が遠くなるような話にロマンを感じずにはいられません。

加藤兄弟の休日

「長男の小学校最後の野球大会があるんだ。最後の勇姿を撮ってくれ」と
うちの兄貴に頼まれ、先週末はフレッシュひたちで茨城まで出かけてきました。
しかし肝心の野球大会は雨天中止となり、みんなでドライブへ出かけることに。
せっかくクソ重たい機材を持ってきたのだから何枚か撮影しておきたいもの。
よさげな公園を見つけて、甥っ子たちが遊んでいる様子を撮影しました。

Kato Bros Park

仲良く遊んでいるように見えますが、ずっと兄弟ケンカしていました(汗)。
その他の写真はコチラにあります。もしよかったらどうぞ!

旅を終えて

ひと月も引っ張ってきた九州旅日記もいよいよラスト!

旅といってもあくまでも撮影がメインで朝昼はコンビニ弁当や菓子パンを
頬張りながら車を運転し、夕食もホテルの近くでかんたんに済ませるだけ。
観光地らしいところは一切回らず、レジャーとはほど遠い内容でした。

「さすがにそれでは寂しすぎるだろ」と思い、JR最南端の駅・西大山で
ひとりぼっちの記念撮影を敢行し、観光気分とやらを味わってみました。
本来ならその写真をここに貼るべきですが、奇妙なポーズを決めたり、
変な顔をしたりで見苦しい内容になったのでやめておきます(汗)。
その代わりに西大山で見かけた素敵な淑女たちの写真をどうぞ!

Nisi Ohyama

皆さま、1カ月間お付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

今回撮影した写真の一部をアップしました。もしよかったらどうぞ!

嘉例川駅

今回の旅行で最後に訪れたのは、大隅横川駅と並び九州最古の木造駅舎「嘉例川駅」です。
鉄道に興味がなくてもこの渋すぎる駅舎を雑誌やテレビで見たことがある人は多いのでは。
駅舎をそのまま撮るのでは面白くないので、いいアングルはないかと探し回りました。
で、ようやく見つけたのが下の写真です。そう、これじゃ嘉例川駅ってわからない><

Kareigawa 01

でも、九州最古を誇る木造駅舎にもかかわらず、あえて主題から外した自分の勇気に拍手です(笑)。
それから日中は観光客で賑わっている駅ですが、夕方になると地元の学生たちがこの駅で下車したり、
駅舎のベンチに腰を掛けながらケータイをいじりつつ送迎車を待ったりするシーンをよく見かけました。
私たち観光客は浮かれながらシャッターを切っていますが、彼らにとっては通学のための駅なんですよね。
「ひょっとして自分は彼らの生活圏を荒らしちゃっているのかな」と不安になっているそばから、
女学生が現れるや「チャ〜ンス!」とばかりにシャッターを切ってしまう自分がいました(汗)。

Kareigawa 02

さんざん引っ張りまくった九州旅行記も次回でラストです!

生き証人

いよいよ九州旅日記も終盤を迎えます。

最終日の午後は鹿児島空港の近くにある、かの有名な嘉例川駅へ!
しかし、「嘉例川もいいですが大隅横川も古くていいですよ」という
鉄道写真家・村上さんの助言を思い出し、メインディッシュの嘉例川駅は
後回しにして、2駅となりの大隅横川駅から攻略することにしました。

Ohsumiyokogawa

嘉例川駅に負けるとも劣らない明治生まれの渋い駅舎にグッときますが、
上の写真の通り、ホームの柱には戦時中に機銃掃射で打ち抜かれた
痕跡がそのまま残されており、この駅舎の歴史の長さを実感できます。

村上さん、ありがとうございました!

錦江湾を背にして

今回の旅でいちばん楽しみにしていたのが指宿枕崎線の
平川駅〜瀬々串駅間にあるこの撮影ポイントです。
先月上旬、夏休みにどこへ出かけようか迷っていたときに
お立ち台通信でこの写真を見て九州を即決したほどです。

Hirakawa Sesekushi

本当は周囲の様子をもっと見せたいのですが、画面を左に振ると
「そば茶屋」という無粋な看板などが飛び込んでくるのです><
自分に対して「構図は引き算」という言葉を何度も言い聞かせて、
200mmに1.4倍のテレコンを装着し、人工物を極力排除してみました。
午前10〜11時に撮影したのですがだいぶ逆光気味になっています。
順光で撮影するには早朝に訪れないといけませんね。

またひとつ宿題が増えました。

薩摩富士

今回も九州の旅日記。まだまだ続きます。

最終日の午前は晴天ということもあり、指宿枕崎線をリベンジしてきました。
快晴の薩摩富士・開聞岳と絡めた列車をどうしても撮りたかったんです。

Kaimondake

いざ列車が通過する段階で、農作業中のおじさんが画面からフレームアウトしたり、
白いガードレールと列車がかぶってしまったり、相変わらずの詰めの甘さですが、
懲りもせず2日連続で開聞岳までやってきた自分を褒めてやりたいと思います。

夜の無人駅

枕崎から鹿児島市街へとクルマで帰る途中、日が暮れたり雨が降ったり睡魔に襲われたりと、
なかなか運転に集中できない状況が続いたため、気分転換に瀬々串駅に寄ることにしました。
実際の現場は下の写真よりもずっと暗がりで、三脚をセットして歩道橋から撮影しています。
はっきり言って、見知らぬ男が夜の無人駅で三脚を立てていたらフツーは怪しがるものです。
ところが、地元の中学生らしき少年が僕に「こんばんは」と挨拶してくるじゃないですか。

Sesekushi Station

じつは今回の旅で印象に残ったのは、九州地方の小中学生の礼儀の正しさだったりします。
見知らぬ大人に対してもビシっと挨拶してくるんですよね、彼らは。これには感心しました。
僕もなるべく笑顔で挨拶を返すようにしていましたが、きっと怪しかったんでしょうね。

枕崎駅

南九州旅行の3日目は鹿児島です。

この日はどんよりとした曇天で瀬々串、開聞岳、枕崎を訪れましたが、
南国の雰囲気を伝える写真はついぞ撮ることができませんでした><
その中でも特にショックだったのが、枕崎駅の変わり果てた姿です。

Makurazaki Station

いまから15年前、学生の頃に「18きっぷ」で横浜駅からひたすら鈍行で
乗り継いで最南端の終着駅であるこの駅へとやってきたことがあります。
年季の入った駅舎、雑草だらけの広大な敷地、閑散とした駅前商店街を
目の当たりにして「遠くまできたなあ」としみじみ感じたものです。

今回もまたそんな旅人気分に浸ってやろうと思っていたら、
なんと数年前に駅舎は取り壊され、吹きさらしの簡素なホームだけが
新しくできたドラッグストアの裏手にひっそりと存在し、当時の面影は
まったくと言っていいほどなくなっていました……。

駅前の観光案内所の方からいろいろとお話しを聞かせてもらいましたが、
失意のうちに鹿児島市内のホテルへと戻ったのは言うまでもありません。
皮肉だなあと思ったのは、大型スーパーやドラッグストアのおかげか、
15年前よりも駅前が活気に満ち溢れているように見えたことです。
「いつまでもそのままの姿でいてほしかった……」と考えてしまうのは、
旅人のエゴなんだと痛感。これはこれで旅のいい思い出になりました。

※枕崎駅についての詳しい情報はコチラが参考になります。

at low tide

今回の九州旅行は「こんなはずじゃなかったのに……」の連続でもありました。
その最たるものが島原鉄道の南島原〜島鉄本社前のこの有名撮影ポイントです。

Minamishimabara

私がこのポイントを訪れたときは潮が完全に引いて水が全然ありませんでした><
ちなみに満潮時はこんな感じになります。もっとちゃんと調べておくべきでしたね……。

明け方の大三東、夕暮れの古部、満潮の南島原と宿題が3つになりました。
次に島原鉄道を訪れる際はこの3つをコンプリートしたいです。