ShimokenさんのブログにてMac OS X LeopardのBluetooth機能が待望のA2DPとAVRCPの
両プロファイルに対応したことを知り、さっそくBluetoothヘッドホンを購入しました。
ゴツイのは苦手なのでカナル&ネックストラップ型のソニー『DR-BT25NX』をチョイス。
自宅のPowerBook G4とのペアリングも成功し、iTunesを起動して愕然としました。
ホワイトノイズは耳障りだし、音楽も頻繁に途切れて最高にストレスフルなリスニング環境です(泣)。
ヘッドホン側にビットレートを最適な状態に調整する機能があったので試してみたけど改善されず……。
よくよく考えてみるとPowerBook G4内蔵のBluetoothモジュールは2.0+EDRには非対応なので、
「職場のMac mini(もちろん2.0+EDR対応)ならまともに動くかも!」という結論に達しました。
もともと職場で使うつもりで購入したので「Mac miniで動けばまあいいか」くらいの気持ちでしたが、
世の中はそんなに甘くはありません。Bluetooth2.0+EDR環境下でも改善されないでやんの(号泣)。
Windowsマシンに一年半ほど眠らせていたBluetoothアダプター『LBT-UA200C1』を
装着してみたところ、こちらではiTunesライブラリがバッチリ聴けました。
マシンから10メートルくらい離れてもけっこうクリアに聞こえますね。
ホワイトノイズの少なさもMacとは雲泥の差です。そして、何よりも
共有プリンターやコピー機まで行くのにわざわざヘッドホンを取る必要が
なくなったのが超絶快適です! ワイヤレスって素晴らしいなあ。
ただし不満点もあります。
Windows環境だとAVRCPプロファイルが正常に使えないっぽいです。
音量調整はできますが、曲の停止/再開/スキップ操作がまるでダメ。
(Macではきちんと使えていたのでなおさら惜しいところではあります)
今回のPowerBook G4、Mac mini、LBT-UA200C1のBluetoothモジュールは
いずれも英Cambridge Silicon Radio社のチップを使っているんですが、
Shimokenさんにご指摘いただいたとおり、ドライバーによってだいぶ
状況が異なるようですね。せっかくMac OS XがA2DPとAVRCPに対応した
というので狂喜乱舞しましたが、結局、ぬか喜びで終わりました。
いやはや、なんともかんとも…。
Bluetoothって簡単にワイヤレス環境を実現する技術のハズなんですが、実際はこれまでの周辺機器と同様にドライバや環境などに左右されるものでしかないんですねぇ。
もうちょっとドライバ周りが改善されればと切に願います。
その点、携帯電話で使うとPC環境とは全然違って便利なんですけどね…。
難しいモンです。
Windowsマシンで一応使えるのがせめてのもの救いです。
携帯電話ではあまり不具合ないんですね……。
じゃあ2月発売の「NM705i」に乗り換えてみようかな。
Bluetooth & Napsterで音楽三昧も悪くないですね~。
NM705iのベースモデルである、NOKIA 6120cは近日中に入手予定なので、チェックできると思います。ブログにもエントリしておきます。
楽しみにしています!