How does it feel?

マジで来てよかった……ストーンズの大阪ドーム公演最終日！
たしかに寝過ごして乗り継ぎに失敗してしまい新幹線に乗るハメになったり、
矢野原さんからデジカメを借り忘れて浜松のコンプマートでU20を買うハメになったり、
道中、何かと出費がかさんだけど、今日の最終公演でその苦労が報われた。

まずラッキーだったのはチケットの入手。
大阪ドームの最寄り駅（ＪＲ大正駅）から会場までの道すがら、
一般の人が余ったチケットを定価で売っている光景を何度か見かけた。
でも「人生一度くらいはダフ屋から買い叩きたい！」と胸に秘めていたので、
そんな彼らをパス（というより、交渉しようとしたら他の人に先を越されただけ）。
で、大阪ドーム周辺に到着してから適当にダフ屋に声をかけてみたところ、
「アリーナ12列目が３万円。スタンド席なら1万2000円でいいよ」と
思いのほかリーズナブルな価格設定に少々拍子抜け。このとき開演5分前くらい。
「アリーナは無理ッスよ。金ないんでスタンド席をもう少し負けてくれませんか？」と
打診したら、「いいよ、じゃあ1万円ポッキリだ。もう時間もないし」とあっさり交渉成立。
おかげさまで、1万3200円のチケットを1万円でゲットすることができました。
これからは「ぴあ」とかで購入せず、開演前にダフ屋と交渉するようにしようかな。
ちなみに、開演時間が押していたためライブは最初から観ることができました。

そして、もうひとつラッキーだったのがセットリスト（下記参照）。
なんと言っても、今回の日本公演ではまだお披露目されていなかった、
ボブ・ディランの名曲「Like A Rolling Stone」が演奏されたことに尽きる。
たしか95年のVoodoo Lounge Europe Tourで初めてこの曲がカバーされたとき、
「何かの冗談だろ？」と思った記憶があるんだけど、その後に発売された
「Stripped」というアルバムでストーンズ版「Like A Rolling Stone」を
聴いたとき、「カッコいい〜。本家よりもハマッているかもしれない！」と
一人で納得したもんである。そしてその後、98年のBridges To Babylon Japan Tourで
ナマで（しかもセンターステージで！）この曲を聴いたときの感動といったら……、
筆舌に尽くしがたいとはまさにこのことですねー。とにかくすごくよかった。
ボクにとってはそんな非常に思い入れのある「Like A Rolling Stone」を
本日、ついに聴けたというわけです。マジで来てよかったよ〜、大阪。
Brown Sugar
Start Me Up
It’s Only Rock ‘n’ Roll
Don’t Stop
All Down The Line
Wild Horses
Monkey Man
Midnight Rambler
Tumbling Dice
Slipping Away (Keith)
Happy (Keith)
Sympathy For The Devil
Mannish Boy (B-stage)
Like A Rolling Stone (B-stage)
You Got Me Rocking (B-stage)
Gimme Shelter
Honky Tonk Women
Street Fighting Man
(I Can’t Get No) Satisfaction
Jumpin’ Jack Flash (encore)
そういえば、カントリーバラードの傑作「Wild Horses」も演奏してました。
この曲も初めて聴けたのでラッキーでした。いやあホントにいい一日だった。