ちょうど今、iMovie 3のチャプターマーカー機能の
検証がてらにビデオテープをDVD化しているところです。
1月のMacworld Expo SFでiMovie 3とiDVD 3が登場し、
DVD野郎のボクがいちばん気になっていたのが、
実は17インチ&12インチのPowerBook G4ではなく
iMovie 3 & iDVD 3のチャプターへの対応でした。
で、今回ようやくその検証をしたところ、
かなり好印象を受けました。さすがアップルという感じ。
まずiMovie 3上でチャプターを割り当てていき、
各チャプターにタイトルを付けるんですけど
「何でこんなことする必要があるんだ?」と思っていたら、
なんと、iDVD 3にムービーを引き渡した際に
そのチャプターのタイトルがそのままボタンとして
登録されているではないですか! これは便利〜!
しかも従来はiMovie 3で編集したムービーは
いったんiDVD用に書き出さなければならなかったんですけど、
今回はいちいち書き出す必要がありません。
「iDVDプロジェクトを作成」ボタンをクリックすれば、
iDVD 3が自動的に起動し、そのままエンコードを始めます。
これも作業時間とハードディスクの節約になり、かなりの好印象。
この調子でテレビチューナー機能を追加して、
成長していくといいですな>iLife
しかも、
iMovieのプロジェクトフォルダー直下にあるムービーを開くとちゃんとチャプタートラック入りのムービーになっているんだよね。これも素晴らしい。
でも、「書き出し」すると、チャプタートラック情報が消えちゃうのが残念
ガ〜ン!
ようやくエンコードが終わったので、
いざDVD-Rに書き込もうと思ったところ、
ボタンの位置がずれているのに気付き、
ちょっと直したら、なんと再エンコのハメに!
いままでの3時間はいったいなんだったんだ?
プロジェクトもこまめに保存していたのに……。
これってiDVDの仕様なんですか?>林さん
ところで、
ムービーファイル本体にチャプター情報が
残っているということは、FCEやFCPの
マーカー機能と同じものなんですかね?
こちらもDVD Stuido ProやiDVDに
チャプター情報を引き継げるんですよね。
DVDStudio Proのチャプターがどのような仕様かわからないけれど、iMovie+iDVDのそれはチャプタートラックという形式になっているので
QuickTimeプレーヤーにポップアップリストが現われます
しかし、ボタンの位置ずらしたくらいじゃ
再エンコ不要なはずだけれどなぁ...
おそらくはチャプタートラックのマーカー情報のみをiMovie上で更新できないからなのでは。
Final Cut Expressではマーカーの埋め込み形式が選択できるけど、iMovieはどの形式なんだろう(調べない横着もの)。でも、マーカーってシビアに設定しても反映されないから悲しい。最初からチャプターマーカーの設定を15フレーム(GOP)単位にすればいいのになぁ。
ホントだ、プロジェクトフォルダーの中に
チャプター付きのQucikTimeのファイルが入ってる!
ポップアップメニューで任意のチャプターに
ジャンプできるんですね。