錦江湾を背にして

今回の旅でいちばん楽しみにしていたのが指宿枕崎線の
平川駅〜瀬々串駅間にあるこの撮影ポイントです。
先月上旬、夏休みにどこへ出かけようか迷っていたときに
お立ち台通信でこの写真を見て九州を即決したほどです。

Hirakawa Sesekushi

本当は周囲の様子をもっと見せたいのですが、画面を左に振ると
「そば茶屋」という無粋な看板などが飛び込んでくるのです><
自分に対して「構図は引き算」という言葉を何度も言い聞かせて、
200mmに1.4倍のテレコンを装着し、人工物を極力排除してみました。
午前10〜11時に撮影したのですがだいぶ逆光気味になっています。
順光で撮影するには早朝に訪れないといけませんね。

またひとつ宿題が増えました。

薩摩富士

今回も九州の旅日記。まだまだ続きます。

最終日の午前は晴天ということもあり、指宿枕崎線をリベンジしてきました。
快晴の薩摩富士・開聞岳と絡めた列車をどうしても撮りたかったんです。

Kaimondake

いざ列車が通過する段階で、農作業中のおじさんが画面からフレームアウトしたり、
白いガードレールと列車がかぶってしまったり、相変わらずの詰めの甘さですが、
懲りもせず2日連続で開聞岳までやってきた自分を褒めてやりたいと思います。

夜の無人駅

枕崎から鹿児島市街へとクルマで帰る途中、日が暮れたり雨が降ったり睡魔に襲われたりと、
なかなか運転に集中できない状況が続いたため、気分転換に瀬々串駅に寄ることにしました。
実際の現場は下の写真よりもずっと暗がりで、三脚をセットして歩道橋から撮影しています。
はっきり言って、見知らぬ男が夜の無人駅で三脚を立てていたらフツーは怪しがるものです。
ところが、地元の中学生らしき少年が僕に「こんばんは」と挨拶してくるじゃないですか。

Sesekushi Station

じつは今回の旅で印象に残ったのは、九州地方の小中学生の礼儀の正しさだったりします。
見知らぬ大人に対してもビシっと挨拶してくるんですよね、彼らは。これには感心しました。
僕もなるべく笑顔で挨拶を返すようにしていましたが、きっと怪しかったんでしょうね。

枕崎駅

南九州旅行の3日目は鹿児島です。

この日はどんよりとした曇天で瀬々串、開聞岳、枕崎を訪れましたが、
南国の雰囲気を伝える写真はついぞ撮ることができませんでした><
その中でも特にショックだったのが、枕崎駅の変わり果てた姿です。

Makurazaki Station

いまから15年前、学生の頃に「18きっぷ」で横浜駅からひたすら鈍行で
乗り継いで最南端の終着駅であるこの駅へとやってきたことがあります。
年季の入った駅舎、雑草だらけの広大な敷地、閑散とした駅前商店街を
目の当たりにして「遠くまできたなあ」としみじみ感じたものです。

今回もまたそんな旅人気分に浸ってやろうと思っていたら、
なんと数年前に駅舎は取り壊され、吹きさらしの簡素なホームだけが
新しくできたドラッグストアの裏手にひっそりと存在し、当時の面影は
まったくと言っていいほどなくなっていました……。

駅前の観光案内所の方からいろいろとお話しを聞かせてもらいましたが、
失意のうちに鹿児島市内のホテルへと戻ったのは言うまでもありません。
皮肉だなあと思ったのは、大型スーパーやドラッグストアのおかげか、
15年前よりも駅前が活気に満ち溢れているように見えたことです。
「いつまでもそのままの姿でいてほしかった……」と考えてしまうのは、
旅人のエゴなんだと痛感。これはこれで旅のいい思い出になりました。

※枕崎駅についての詳しい情報はコチラが参考になります。

at low tide

今回の九州旅行は「こんなはずじゃなかったのに……」の連続でもありました。
その最たるものが島原鉄道の南島原〜島鉄本社前のこの有名撮影ポイントです。

Minamishimabara

私がこのポイントを訪れたときは潮が完全に引いて水が全然ありませんでした><
ちなみに満潮時はこんな感じになります。もっとちゃんと調べておくべきでしたね……。

明け方の大三東、夕暮れの古部、満潮の南島原と宿題が3つになりました。
次に島原鉄道を訪れる際はこの3つをコンプリートしたいです。

大三東

アオガエルとの感動のご対面を終えたあと長崎県・島原へと向かいました。
鉄道写真家・中井氏の著書「鉄道スナップ撮影術 ゆる鉄」に掲載されていた
島原鉄道の大三東駅と古部駅の雰囲気をこの目で確かめてみたかったんです。

Ohmisaki Station

ホームからそのまま飛び込めるほど海が近いです。海沿いの鉄道が大好物の僕にはたまらない駅。
この駅で会ったご老人に「早朝は海の向こうから日が昇ってきれいですよ」と教えていただき、
またいつかこの駅を訪れたいと思いました。今回は時間がないため断念せざるを得ず……。
ちなみにそのご老人は古部駅もオススメしていました。どちらも地元では有名な駅なんですね。

ど根性ガエル

今回の旅のメインイベントが熊本電鉄アオガエル

そう、渋谷駅ハチ公口に鎮座するあの緑色のニクいヤツがここ熊本では現役車両なんです。

Aogaeru At Kitakumamoto

通常は土日祝にしか運行されないそうですが、最近は故障が多くて走っていない日もあるとか。
駅員から「月曜の始発に走りますよ」と聞いて、苦手な月曜の早起きをして撮影してきました。
しかし、通勤・通学電車として活躍している姿を見て朝から胸が熱くなりましたね。

火の国より

今日から3泊4日で南九州へと遊びにやってきました。
熊本空港でレンタカーを借りてまっさきに向かったのがココです。
鉄道ファンにはおなじみの「第一白川橋梁」というスポット。

Bridge Over Sirakawa

こんな写真がたくさん撮れる旅になるといいなあ。
睡眠不足なので今夜はそろそろ寝るとするか!

hand in hand

高校時代の同級生・O久保さんが主宰するリトミック運動会を撮影してきました。
ゴールの新聞紙に向かって駆け抜けるレースを撮影していると、泣きながら親に
抱きかかえられてなんとかゴールする子、笑顔で元気よく新聞紙を切り裂く子、
ゴール目前で立ち止まってしまう子、コースから外れて観客席へ駆けていく子、
いろんなタイプの子がいて面白かったです。

Kids Run

上の写真は、お友だちと手をつないで一緒にゴールする子たち。
目をつむりながらもしっかり手をつないでゴールしている二人に
ちょっと胸が熱くなりました。男の子がリードしているのも○です。

O久保さん&スタッフの皆様、今回もばっちり癒されました。
どうもありがとうございました!

drumbeat

先週末、茨城に住む甥っ子たちの運動会を撮影してきました。
小さな小学校ゆえ市民運動会との合同というアットホームさ。

Toshi On Drums

この日の個人的なハイライトは、上の子が演奏する鼓笛隊でした。
どや顔でドラムを叩く甥の姿に「ずいぶん大きくなったなあ」と
目頭が熱くなりましたね。ウルウルしながら上の写真を撮影。
しかし、小学校の運動会といえど200mmじゃ全然足りません。
テレコンを買うべきだったとあとから激しく後悔しました。

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