ヘンリー・ゴンドーフに会ってきた

今年1月に本ブログで『午前十時の映画祭』というイベントを紹介しました。
1950〜70年代を中心とした名作映画50本を全国25の劇場で上映しています。

Sting On Screen

で、このとき予告したとおり『ザ・スティング』を六本木まで観てきました。
スクリーンで観賞できただけでも満足でしたが、月曜10時という時間帯にもかかわらず
ほぼ満員だったことに、この作品の人気の高さをうかがい知ることができました。
上映中、シーンによっては観客のどよめきや笑い声が起きることもしばしば。
苦手な早起きをし、眠い目をこすって出かけた甲斐が十分にありました。

来週は『明日に向かって撃て!』を上映します。これも観に行こうかなあ。

午前十時の映画祭

twitter経由で『午前十時の映画祭』というナイスなイベントを知りました。
実施概要によれば「1950〜70年代を中心に外国の傑作娯楽映画50本を選んで
全国25の劇場で一年間にわたり連続上映する」というイベントだそうです。

10Am Film Fes

で、僕が真っ先に上映作品リストで探したのが『スティング』です。
この傑作を映画館のスクリーンで見るのがずっと夢だったので……。

そういえば浪人時代、相鉄ムービルで宮崎駿の過去作品を早朝に上映する
イベントがあり、当然のごとく『カリオストロの城』を観に行きました。
上映前夜は興奮で眠れず、当日は劇場でまさかの寝落ちという大失態を
演じた、ほろ苦い思い出があったっけなぁ。

今回はそんなことがないように万全の体制で臨みたいと思います。
しかし、関東圏での『スティング』の上映は秋以降じゃないか……。
来月、関西方面に遠征すっかなぁ〜。

ライトを照らせ、再び

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年末に観た『シャイン・ア・ライト』があまりに良かったので、元日にまた観てきました。
前回は居眠りで見逃してしまった「Far Away Eyes」や「Some Girls」もしっかりチェック。
特に「Far Away Eyes」でミックとキースが1本のマイクで歌うシーンは感動ものです。
Shinealight Again
この映画、米国ではすでにブルーレイディスク化されています。
国内版が発売されたらいよいよブルーレイレコーダーの導入を検討しないとなぁ……。

ライトを照らせ

ついに見てきました、ストーンズ&スコセッシの『シャイン・ア・ライト』を!
ストーンズの映像作品といえば、ハル・アシュビーの『Let’s Spend The Night Together』や
ゴダールの『One Plus One』、それと『Gimme Shelter』、『At The Max』などありましたが、
どれも個人的には退屈な作品……。最新作は予告編がカッコよかったのでかなり期待してました。
Shine A Light
結論から言うと、かなり良かったです。イントロ部分も笑える内容ですし、本編も見応え十分。
一般的なライブ映像では見られないカメラワークやアングルが会場の臨場感を伝えてくれます。
「She Was Hot」なんてメンバーが本当に楽しそうに演奏しているもんなあ。
『デパーテッド』はクソでしたが、本作でスコセッシを見直しました。

アフタースクール

昨日はお散歩カメラの途中で雨が降り出したので、予定を急遽変更し、
ひさしぶりに映画館へ足を運んで『アフタースクール』を鑑賞しました。
Afterschool
予告編のとおり、見事にダマされてきました。しかも2回ともきっちり(汗)。
人気者・大泉洋が出演しているせいか、劇中に笑いを誘うシーンがいくつも
盛り込まれていますが、そんな仕掛けがなくても十分に楽しめる作品です。
個人的にはスベッっている気がしたけど、劇場内は大爆笑でしたね……。
雨の週末、何を観るかで迷ったらこの作品をオススメします。

SHINE A LIGHT

スコセッシ監督がストーンズのライブ&ドキュメンタリー映画を撮っていたんですね。
タイトルに『SHINE A LIGHT』という曲名からつけたのが気になるところですが、
それはさておき、予告編が相当カッコいいです。4月全米公開で日本でもやるのかなあ。
とりあえずアマゾンでサントラ(もちろん2枚組のほう)を予約しておきますか。
Shinealight
『デパーテッド』でガッカリのスコセッシ監督ですが、こちらの作品は期待大です。

Surf’s Up

甥っ子4人を引き連れて近所のシネコンまで『Surf’s Up』を観てきました。
彼らと一緒に映画を観に行くのが元日の恒例行事となってきましたね。
Surfsup
主人公の吹き替えがどうも馴染めないと思っていたら、小栗旬でやんの。
いくら人気者でも、あんな声がこもったヤツに声優やらせるなんて……。
字幕版だったらもうちょっと楽しめたかもしれませんね。

レミーのおいしいレストラン

ようやくピクサーの最新作『レミーのおいしいレストラン』を観てきました。
Remy Movie
そこそこ面白かったとは思いますが、どちらかと言うと、本編の前に上映された
ショートフィルム『Lifted』のほうがずっと印象でしたね。この前枠はいよいよ、
ジャッキー・チェン作品のエンディングのNG集並みに楽しみになってきました。
このショートフィルム、米国のiTunes Storeで入手できます(1.99ドル)。
頼むから日本でも売ってくれ。

ZODIAC

映画通の友人Y井くんが珍しくベタ褒めてしていたもんだから、
デビッド・フィンチャー監督の『ゾディアック』を観てきました。
Zodiac
この映画を観て最初に感じたのは、本作の舞台となる60年代末〜70年代の
サンフランシスコの様子を見事に再現している点ではないでしょうかね。
この時代に撮影された作品を観ているかのではないかと錯覚するほどです。
まあそれはさておき、この作品を観て『殺人の追憶』を思い出しました。
この作品もまた、実際に起こった&未解決の連続事件を扱っていますが、
最後にちょっとしたオチを用意しているぶん僕のようなビギナー向きかも。
『ゾディアック』にそういうの期待するとガッカリするかもしれません。
でも劇中で流れる音楽はカッコいいです。サントラが欲しくなってきた。

たったの896円

ひさしぶりにアマゾンでDVDを購入しました。
長らくDVD化が待たれていたポール・ニューマン主演の『評決』です。
一年半前にWOWOWでハイビジョン放送されたときは狂喜乱舞でしたが、
当然のことながら日本語字幕バージョンでの放送でした。今回のDVDは
なんと日本語吹き替え版を収録! 実はこの映画を初めて見たのは、
土曜深夜の映画番組でして、日本語吹き替えバージョンだったんです。
当時は、吹き替え版による主人公の最終弁論にえらく感動しました。
「あの感動がまた日本語吹き替えで味わえるなんて!」と即購入。
Verdict Dvd
興味深いのは、全編128分のうち日本語吹き替えは100分前後しか
収録されていない点です。おそらくテレビ放送時にカットした分は
吹き替えを用意してなかったんでしょう。珍しいケースですね。
この名作が国内初DVD化で価格896円。安い買い物でした(苦笑)。