いよいよソウル旅行記は最終章へ突入。
もう3週間も前の話なのでえらく昔に感じます。
南大門市場にはカメラ屋が密集しているエリアがあります。
「ひょっとしてレンズとか日本よりも安かったりして!」
という期待を胸に、ソウル滞在最終日の午前中にあった
わずか2時間というフリータイムを使って、カメラ屋を
片っ端からハシゴしてきました。
ターゲットは、Nikkor 50mm/F1.4、Makro Planar 50mm/F2あたり。
出物があったらいずれかを買うつもりで数店舗をチェックするも、
日本のほうが安いことに気付く。どのお店も価格は似たり寄ったりで、
Nikkor 50mm/F1.4 25万ウォン(約3万3000円)
Planar 50mm/F1.4 40万ウォン(約5万2000円)
Makro Planar 50mm/F2 80万ウォン(約10万5000円)
といった価格設定でした。決して高いわけではありませんが、
これよりも安い店はちょっと探せば日本にもあるわけでして。
10年前のレートだったら即買いだったんですけどね……。
僕の淡い期待は見事に打ち砕かれたわけです。
というわけで、レンズはあきらめてアクセサリーを買うことに。
日本ではもうお目にかかれないF3用フォーカシングスクリーンの
タイプEをひょっとして新品でゲットできないかと考えたわけです。
さて、どうでもいい話ですが、韓国では「F3」を「エプスリー」、
「フォーカシングスクリーン」を「ポーカシングスクリーン」と
発音しないと通じないことにハシゴしていくうちに気付きました。
上の写真では、店員さんがフォーカシングスクリーンを探してくれてます。
しかし、タイプEは見つからず……。何軒か回ってようやく見つけたものの、
中古品で価格は4万ウォン(約5200円)。ヤフオクの相場と変わらないんで
こちらも泣く泣くあきらめました……。ホント、韓国は物価が高いっ!
ちなみに、どのお店もこぢんまりとした店構えで、新品だけでなく
中古品も豊富に揃えてました。ショーウィンドーに飾られてるのは
ほとんど中古品。ニコン、キヤノンはもちろんコンタックスやライカも
けっこう見かけました。いやあ、カメラ好きはどこにでもいるんですね!