職掌柄、秋葉原方面へ出かけることが多いのですが(ツッコミ無用)、
その際に都営新宿線の小川町駅をよく利用しています。にもかかわらず、
この付近にあの老舗『神田 藪蕎麦』があることに初めて気付きました。
いまから十数年前、僕の好物が蕎麦好きだということで、
父にこの『藪蕎麦』に連れてきてもらったことがあります。
当時僕が好んで食べていた地元『二番亭』の蕎麦と比べると、
藪蕎麦はコシが強く、つゆは少々辛く、しかも量が少なくて
(←蒸籠5枚食べました)、ガッカリした記憶が残っています。
食後、父にも「大人の味だからな。まだ早すぎたかも知れない」とか
何とか言われた気がします(僕は『まつや』のほうが好きでした)。
親しい友人からはいまでも「味覚がお子様」とからかわれますが、
十数年ぶりの『藪蕎麦』で自分の味覚がどれくらい成長しているのか
試してみたいと思います(たぶん成長していないんだろうけど)。
自己レスです。
先日、およそ15年ぶりに藪蕎麦へ行って参りました。
高校生の頃はピンとこなかった味だったんですが、
いま食べてみるとすごく美味しかったです。
相変わらず量が少なく高かったですけれど。
(三口で食べ終わってしまう量で630円)
それと「ありがとう存じま〜す」やら「蒸籠一枚おかわり〜」やらと
レジにいる女性がお経のように繰り返すのも昔のまんまでした。