ダイレクトモード!

無線LAN機能を内蔵したSDカード「Eye-Fi」がついにダイレクトモードに対応しました!
2011年1月のCESでこのダイレクトモードが発表されてからずっと注目し続けていたんです。
カメラを持って出かけるたびに「撮影した写真を今すぐツイートしたいなあ」という思いが
以前から僕の中にありました。iPhone 3GSのカメラは本当に画質が酷いですからね……。

Eyefi App

ダイレクトモードは、デジカメで撮影した写真をスマートフォンに直接転送する機能のこと。
まさに僕が求めていたソリューションではありませんか。先日、ダイレクトモードに対応した
iPhoneアプリとEye-Fi X2のファームウェアが公開されたのでさっそく導入してみました。

セットアップに多少手こずりましたが(汗)、なんとか使える状態になりました。
それもそのはず、パソコンでEye-Fi X2のファームウェアをアップデートしたり、
ダイレクトモードの機能を有効にしたり(パソコンでやらないとダメなんです)、
iPhoneにEye-Fiアプリをインストールしたり、Eye-Fiのアカウントを取得したり、
Eye-Fi X2カードとiPhoneをペアリングしたり……。かなり面倒臭かったです。

撮影した写真はiPhone上のEye-Fiアプリに転送されますが、転送速度は思いのほか高速。
しかも転送した写真は、iPhone標準「写真」アプリのカメラロールに保存されるので、
Color FXやPhoto FXといった他社製アプリでも利用できます。この仕様は良心的ですね。

ただ問題が1つあります。
Eye-Fi X2カード自体が独自の無線LANを構築し、スマートフォンがそのネットワークに
接続する仕様になっています。ところが、このネットワークにアクセスできるのは、
まわりに他の無線LAN環境がない場合に限られるみたいです。なんだこの鬼仕様……。
今後はファームウェアのアップデートで、この制限を撤廃してもらいたいものです。
それからEye-Fi X2カードからスマートフォンに写真を転送する仕組みではなく、
スマートフォンからEye-Fi X2カード内の写真をロードする仕組みにしてほしいです。

今後の改善に期待します!

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